映画『アメリカン・サイコ』…理解されない男の物悲しさ

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観ました。連続猟奇殺人の話かと思いきやラストでまったく違うお話に。

罪を償おう、自分の人格と真正面からぶつかろうとして一世一代の大告白をしたのに弁護士から肩透かしをくらい。会話のシーンでも、パトリックを庇おうとかその他感情がまるでなく言うなれば『興味がない』そのもののような弁護士が冷血でおぞましい。その前にも彼女やほかの人に「殺人がやめられない」と話しているんだけど軽口みたいな扱いにされてしまっていて、社会的に立場のある人はそんなことありえないから取り合ってもらえないものなのかな、と思っていたらいやみんな興味ないだけだとわかって何か悲しさを感じたりした。

 

ヤッピー(yuppie, YUP)とは、「young urban professionals」の略で、若手で都市住民たるエリートサラリーマンのこと。 

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パトリックやたら仕事しないなーとは思ったものの、どういう立場で何をしてて…もわからなかった。けど、ヤッピーのようなので同じような坊ちゃんたちとつるんで遊んで生きている人なのかと理解。仕事は名刺バトルで一喜一憂することかな。秘書のジーンは部屋での会話からして唯一パトリックに興味を持っていた人だった。人間としてのコアに近い質問をしていただけに…逃げられて良かった。ラストも、手帳を盗み見することでしか彼を知るすべがないのが救いようなくてつらい。

自分が相手をわかろうと思って接しない限り、自分をわかられるなんてことないんだと思った。今まで生きてきて意識したことはなかったけど、人のラベルだけ見ていると自分もまたそう見られているんだなと。

 

全裸チェーンソー男、スニーカー履いて全速力はなかなかインパクトあるシーンだった。

 

アメリカン・サイコ(字幕版)

アメリカン・サイコ(字幕版)

  • メディア: Prime Video