過ぎたことはいい思い出しか残らないので、イヤだな～と思ったことを書いてみようと思う。順不同。
食品・トイレットペーパー・マスクの買い占め
令和の米騒動。緊急事態宣言が出るか出ないかの頃に買い占めが発生した。買い占めはパニックになるから起こるものと思っていたけど、全く逆。「買えるうちに買っておかないと」という戦略的発想で時間のある方々が列を作って買い占めていた。（クラスターの懸念にもなった）困ったのは生理用品の買い占めで、これは本当に死活問題だった。防災にもなるので生理用品は多めに持っておくのがベストと学んだ。紙類の買い占めは「主に中国工場で作っているから必ず不足する」デマによって起こったものだった。数量的に不足はしなかったけど、その分物流が圧迫された。
和牛券お魚券マスク2枚
ここでも書いたけど・・・。
報道されたタイミングが悪すぎる。前々からお友達内閣と言われていたけど、和牛利権絡み・・・と思われてもしょうがなかった。結局立ち消えたけど何だったんだろうという気持ちしかない。
もしアベノマスクが届いても使う気にはならない。汚れマスクが紛れているそうで検品したとしても信頼できないから。税金～！
自粛の要請
密を避けるために飲食店等の営業自粛、不要不急の外出自粛、と行政は『自粛の要請』を続けている。金銭補償もなく自粛を要請するという無責任な圧をかけてお店や労働者に苦労を強いている形。この間の法改正で自粛要請に従わないパチンコ屋は店名が公表されることになった。営業してもしなくても潰れるのであれば営業して少しでも日銭を稼ぎたいと考えるのが普通。行政も強制力があるわけでもなしに、自粛の要請が限界ということでなし崩し的に閉店してたり闇営業してたりする状況だ。
今では当たり前に使われている『自粛の要請』はおかしな言葉だと思う。一人一人の判断で行動する、ということであるものの実のところ「行政の都合のいいように行動するの、わかるでしょ」になっている。言う通り店を閉めれば維持費だけかかり続けて大損、働く人の給料ももちろんなし。犠牲に他ならない。
自粛警察
ふんわりした要請かつ自己責任とされる自粛のため、全国で自警団が自然発生している。
ライブの最中、何者かに店の出入り口に「自粛してください。次発見すれば、警察を呼びます」などと書かれた貼り紙が３枚貼り付けられました。
東京都は、インターネット配信などの目的で観客を入れずにライブを行う場合、感染防止の対策が取られていれば問題はないとしていて、店側も都に確認したうえで、換気や消毒など対策をしたうえで実施したということです。
実店舗に貼り紙をする人、SNSで晒しあげる人、電凸する人。正義が暴走して私刑にかける人がいるらしい。「自粛していない」と監視して晒し批判して溜飲を下げることが娯楽になってしまっているんだと思う。これはテレビで扇動しているワイドショー（メディア）が悪い。
新型コロナウイルス対策で県外との往来の自粛を強く呼びかけている和歌山県は、県外ナンバーの車を使っている地元の人に、県内在住であることを示す確認書の交付を始めました。
和歌山県は、県外との往来の自粛を強く呼びかけていて、県外ナンバーの車を使っている地元の人からは、「県外から来ていると誤解されるので不安だ」という声が寄せられているということです。
県外ナンバーで走っていると「来るな」と言われるので和歌山県内在住者の証明書を自治体が発行したそう。これも自粛警察の影響で、県外ナンバーはウイルスを持ち込んでいる！と短絡的に考えて排除しようとした結果。自治体も自治体で県民の証明書なんて「県外の人へはどうぞ石をお投げください」ということ？ありえないし無理。
まとめてみて思うのは、やっぱりウイルスよりも人間由来のイヤなことしかないということ。最前線で働いている公務員や医療従事者は最大の支援もせず差別をするとか。
たいした対策もしてないのにこれだけ感染者が少ない理由は本当にわからないけど、これは政府のおかげじゃなくてみんなが真面目にマスクして手洗いしてステイホームしてたからだと思う。
終わってないうちから総括できないけど、渦中はまあまあイヤなことが多いです。
