ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド:予習しないで観れば2度おいしい

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予習なしのまったくわかんない状態で鑑賞。

鮮烈な暴力シーンにクラクラした気持ちになっていたため繁華街の喧騒がありがたかった。

道行く人の会話が英語にしか聞こえず、そんなにショッキングな映画だったのかーと思っていたら本当に英語を話していた。(川崎という土地柄)

 

どういうストーリーなのか知らなかったので、ブラットピットの腹筋すごい!とか撮影現場豪華だな!とか犬つええ!みたいに流れる風景を追うのでいっぱいだった。

終わりまで観て、帰宅して、風呂入っていま、わかってきた気がする。

 

この映画はハリウッドが置いてきたものたちのストーリーなのかなと。

西部劇のスターはいつまでも輝き続けることができない。

専属のスタントマンだって、口添えで仕事がもらえることもできなくなった。

映画がより大衆に親しまれるようになった結果、役者は尊敬から嫉妬の対象になった。

ハリウッドが盛んになるほど力をつける人・なくす人・どちらでもない人が生まれる。

なんか偶然とか気持ちとか取るに足らないものが未来に繋がってきたんだなーと思った。

 

・・・・・

調べてみると、

1969年にハリウッド女優シャロン・テートがカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を背景に、ハリウッド映画界を描いた作品。

”事件を背景に・・・”とWIKIに書いてある!

やはりいくらかの知識が前提の映画だった。

ああ、彼女たちがゴミを漁っていたことや、家を訪ねるだけの男のシーンがあったなあ、など全部線でつながった。・・・チャールズマンソンWIKI

でもこれはホラー映画ではなく、当時の情景をままに、オワコン俳優がセカンドライフを紡ぐ話だった。

なんだったら最後ラリってる同士で戦い出して勝っちゃうし!

シャロン・テートの顛末を知っていると苦しくなるけど、タランティーノが好きに勝手な映画を作ったらこうなった!みたいな感じかしら?

考え出すとキリがない・・・それぞれが重要なパーツであるはずだけど、どれもが主役になりえている。

細かいところでいうと、私はプッシーキャットとシャロン・テートのお尻アップなシーンがセクシュアルすぎなくて好き。