多眼思考を読みました。内容はちきりんさんの厳選ツイート集でした。
話題やその内容は満遍なく語られていて、ちきりんさんの思考を背中から見るようなつくりになっています。
私は、「これから何かをしなきゃいけないだろうけど何をすべきかわからない」情けない大人なので喝を入れてもらった気持ちになりました。
マインドとして、頭に入れておくと物事の考え方が一歩前に進めることができるんじゃないかと思います。
道に迷っているひと、何かをやりたいひとには読んでもらいたいです。
それぞれの章から抜粋して、思ったこと書きます。
目次
働く編から
20代は誰でも成長できる。30代でも多くの人が成長できる。でも40代で成長できる人はごく限られてる。多くの人が30代で終わってしまう。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2011年6月29日
30代1年目なのでしみいる。
社会編から
新聞とかテレビって、「LINEで知り合った男にわいせつな行為をされた」みたいな報道はしても、「固定電話にかかってきた電話を受けて振込み詐欺に遭った」とは報道しないよね。 なんで前者だけ、通信手段の名前を出すんだろ?
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2014年5月9日
この問いには「たしかに・・・」となった。
振り込み詐欺に引っかからないようにするには固定電話をなくせばいいのに!と思っていたけど、報道の違いがまずあるよなと。
LINEで、ネットで、などがよくわからない層に向けて「これだからネットは・・・」と楽しんでもらうための報道なのかな?
少子化と高齢化と男と女編から
「50以下の若者」っていう言い方、今はちょっと違和感あるけど、あと10年もしたら、みんな普通に受け入れそうな言葉だよね。「えっ? 50以下の若者って、どこに違和感あるの?」みたいな感じになりそう・・
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2014年1月25日
10年後くらいだと、、、「50以下の若者」、「60代の働き盛り」、「70代の中高年」、「80代の高齢者」、「100才以上の後期高齢者」って感じかな。 40代くらいだと「若い時の苦労は買ってでもしろ」とか言われてるという。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2014年1月25日
弊社でも平均年齢50近いので、40代は若者の分類。
新入社員も入ってこないので年長者である自覚も育たない。
逆に、若者扱いされているうちにチャレンジしてしまえ!と前向きに捉えるしかない。
人生100年時代とはどういうことなのか、自分で咀嚼しないといけない・・・。
ゆるく考えよう編から
世の中には「難しいことには価値がある」と思い込んでる妙な人がいますが、違うでしょ。「簡単で楽しいこと」が一番いいに決まってるじゃん。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2013年6月23日
家事だって仕事だって、がんばって大変なことをする必要はない。
大変な思いをしないようにどうするかを考えて実践していかないとだねえ。
足の引っ張り合いをしてちゃ本末転倒だと思います。
勝ちたいなら、自分の欲しいものを手に入れたいなら、「頑張る」のではなく、「勝てる分野」を選び、「勝つ方法」や「手に入れるための工夫」について考えるべき。むやみに頑張るのは人生の無駄。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2013年10月27日
耳が痛い。
勝ち取りたい方向決めと、分析、するべきことの分別などひっくるめたマネージメントが必要という・・・うう・・・大変・・・。
なりたい自分ってなんとなくなれるもんじゃないから、勝ちを積み上げていかないといけないんだろうな。
私はどう生きていきたいんだろう?そっから向き合っていかないといけない、、
ビジネス編から
今日書いた、「バランスなんてとってるとおもしろくない」ってのは、人だけじゃなくて企業も同じなんだよね。「すべての人に満足してもらえる商品」とか作ってると、めっちゃおもしろくない商品になる。尖った商品、偏った特徴のモノにみんな惹かれる。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2014年6月4日
ブログを書いてて思うのは、読んでる人が面白く感じるかな?ってことだったりする。
でも読んだ人全員に楽しく読んでもらえる文章なんてありえないし、なんなら不快な気持ちにさせてるかもしれない。
じゃあ何を一番大事にするかっていうと、自分が何を書きたいのかってことだと思う!
自分ファーストでいれば、自分に偏ったブログになって、自分が楽になれるよね。
文章でも絵でも、目的と自信を持ってやってくのが遠回りで近道なんじゃないかな?
・・・だといいなあ。
グローバリゼーション編から
世界は才能を取り合ってるけど、日本は突出した才能のある人を逮捕したり、妬んで叩いたり、バカにしたりばっかりしてるからなー。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2013年12月17日
zozo前澤社長のツイートにもキー!てなっちゃう人ってことですね。
おだてられて、よいしょされて、よっ社長、カッコいい!とか言われれば、喜んでお金使う単純な人間です。イジメたり叩いたりしても誰も得しないです。
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) 2018年11月18日
あ、京都に着いた!紅葉楽しみ🍁
「気に入らない」とか「調子乗ってる」とか、その気持ちをぶつけるのは不毛でしかないですね。
犯罪を犯したわけでもなく、ほめれば金を使い資金調達は自分でやる。なんて経済的に美味しさしかないのに・・・。
「まあべつにそういう人がいてもいいんじゃない?」と言える人が足りない気もします。
国内でいがみ合ってる場合ではないですね。みんなで伸びていけばそれでいいじゃない、と思います。
自立&未来へ編から
45歳にもなって、組織を離れたら食べていけないとか最悪。20年も働いてきて、何を学んでるの?って感じです。RT @enjoy1192: しかし、45歳定年は実際には困る。まだ子供が学生の人も多いだろう。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2012年12月30日
厳しい・・・。
自立するって、ほんとすべての第一歩だよね。自立してない間って、自分の人生は始まってないも同然だもん。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2014年3月28日
「自立」ってたくさんの意味が込められていると思う。
金銭的な自立(親子、夫婦)、労働者としての自立、生まれ国からの自立・・・。
すべてを成し遂げる必要はないけど、自分の人生ではどこまで「自分」だけでやっていけるのか見つめ直す必要があるんだと思った。
以上です。
ちきりんさんの本は読みやすいところが一番好きです。
ゆるさと、ピリッとした厳しさとやさしさが感じられる文章はとっても心地いいです。