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オリンピックが始まる

今日はオリンピックの開会式だ。本格的にオリンピックが始まる前に、いま思うことを書く。

 

日本は未だにコロナが蔓延していて、とてもオリンピックをやってる場合ではない。今日発表された東京の新規感染者数は1359人だし、昨日は1979人だった。2000人に迫ると本当にやばい相場感なので、いまは相当やばい。1000人越えが毎日続いているけど、病床の強化もしてないし続報もないから自宅療養という名目で放置されることになる。

 

国内の感染対策もおざなりにオリンピック開催だけは意気揚々と叫ばれるわけなので、こちらがしら~っとしてしまうのも当然ではないかなと思う。コロナ対策とオリンピック運営の様が同時進行で見せつけられると、中心にいる政府・政権に対して悪感情を抱かずにはいられない。それは私が野党派だからじゃなくて、ダメなもんはダメだろっと向き合うのが国民の責任なのではないかと思うからだ。

 

オリンピックにまつわる誰が何なのか(首相、五輪大臣、組織委員会JOC、等)よくわからないまま始まる。開催に向けて日が経つにつれて感じるのは、オリンピック関係者の傲慢さだ。大した経済効果があるらしいが、私にはわからないしどこまでが真実なのかわかる術もない。スポンサー料と税金でとんでもない金額をぶん回して開催する運動会はすごく高尚なものらしく、IOCの人たちは天上人のようだ。

 

「アスリートファースト」で開催される大会は、コロナ対策やおもてなしがすごく貧弱で、実が伴っていなさすぎるのも嫌いだ。これが感染対策は専門家監修の万全な状態であればまだ気持ちよく応援できるのに、何にお金使ってるのかわからないくらいダメダメみたいだ。選手側への敬意もない運動会というのは本当に、お金のことしか考えられていないんだなとがっかりする。

 

オリンピックを開催するにあたって、こんなに『分断』を感じたことはなかった。私は元々スポーツとは縁のない人生だったので、オリンピックを開催するからって楽しみになったりどうとかっていうのはなかったのだけど、この状況でオリンピックを賛とする人とは本当に相容れないだろうな・・・と思ってしまう。「スポーツで感動を与える」とあの人たちは言うけど、感動って決められてることなの?って感じだし、正当化するには精神論が過ぎるように感じる。だから、なんか私とは違うなあって思う。

 

実際始まってしまえば、結果に一喜一憂して久しぶりに国全体がまとまるんだろう。それは全然悪いことでなくて明るい話題があれば、コロナ続きで曇ってた気持ちが晴れやかになるし最高だと思う!ただ、どうしてもその奥にある、オリンピックを利用して儲ける人たちや選挙の票しか見てないような人たちの存在を感じずにいられなくて、きもちが悪い。