真冬に缶コーヒーとあわせ飲むタバコはうまい。
タバコはどこがどう旨いのか説明が難しいけども、食後やなんとなく時間が空いたときに吸うには落ち着くし最高。
あと喫煙者同士でコソコソ話ができるのも楽しい。
仕事をサボっているんだけど怒られないのも(都合が)良い。
タバコが健康に良ければ一生吸い続けたいけどそうにもいかない。
いつかやめなければいけない。
お金がもったいないし、時間ももったいない。
今では月に10本程度吸えば満足できる体になったので経過をかいてみる。
1日1箱消費していたメビウス10ミリをアイコスに変えた
前提として、10年ほど喫煙者でした。
年々タバコは値上がるし臭いし、新商品で興味もあったのでアイコスに鞍替えした。
やっぱり吸いごたえも全然ちがうし、紙タバコと行ったりきたりしてた記憶がある。
結局踏ん張ってアイコスを吸い続けていた。
半年くらいかしら。
アイコスからプルームテックに変えた
アイコスでも1日1箱消費していて何も変化はしなかった。
タバコ感のうすいプルームテックなら段々と離れられるかなと思い鞍替え。
慣れれば吸った感も感じられるし、臭くないし良かった。慣れるまでは空気だった。
あわせて、細かい部品が多く手入れやカスタマイズが面倒だった。
似たようなもので、途中電子タバコも試したけど失敗だった。
本当に禁煙するため『禁煙セラピー』を読んだ
プルームテックまできたものの、消費箱数は変わっていなかった。
お金ももったいないし、ちゃんと禁煙しようと思い立つ。
後から振り返れば、『禁煙セラピー』を読んだのが一番効果的だったと思う。
タバコを吸う時間とお金は煙となって消えていくだけ、ということが理詰めで書かれていて素直に飲み込めた。
たしかに、会社の喫煙所では年上の人の話をテキトーに聞いているだけ。
タバコを吸う数分間のためにプラス数十秒の時間をロスしている。
そもそも街中では喫煙所が少なく、喫煙可な場所を探すのにも時間がかかる。
喫煙にかかる時間って結構バカにできなくて、もったいないなーと思うと「ムダだな!」って気持ちが加速してきた。
ゲームしたり本読んだり映画観たりしたいわけで、そっちを優先させようと思うと自然にタバコの箱数が減った。
月1のカラオケでは好きなだけ吸っていいことにした
喫煙はもったいないといえど、たまには酒をたくさん飲んでタバコをバカスカ吸いたいときもある。
我慢しすぎはまた逆戻りしてしまう。
私はカラオケが好きでひとりで月に1回くらいは夜に出かけたりする。
そのときは無礼講、好きに飲んで吸って喉をカサカサにして寝る。
翌日は飲みすぎで寝込む。
そこまで好き放題してストレスをため込み過ぎないことでゆる禁煙を継続できた。
それ以外のときもタバコを吸うが、そこからまた消費量が戻ったりしなかった。
ポイントは帰宅したらすぐ風呂に入るようにしたこと。
服や体が超絶臭くなるので布団に移さないようにしたかった。
=タバコを吸うと風呂のひと手間が必ず発生する、という面倒さを自分に課すと喫煙が魅力的にならなくなる。
もうひとつ、このチートデイの翌日に出る排泄物のデトックスさが異常なので、タバコと酒やべ~~~と思えるのもタバコが好きじゃなくなる要因になる。
(体の不健康そのものが可視化されるので良い気持ちはしない)
このように臭さを認識できるのは喫煙習慣が少なくなってきているからだと思われるので、ゆる禁煙を続ければ効果が高まると思う。
タバコがしんどくなった
いまや『禁煙セラピー』を読んだ頃に始めたゆる禁煙から1年2ヶ月が経った。
おととい出かけたついでにつき合いでタバコを吸ったけど、喉がイガイガして不快な気持ちになっただけだった。
初めてタバコを吸ったときのような感覚。
おいしいとは1ミリも感じなかった。
もしかしたら、もうカラオケでも吸いたいと思わないかもしれない。
喫煙者の友達のつき合いで吸ったりしたけど、それすらしたくなくなるかもしれない。
そうじゃなかったら、少しずつ吸っていればいいだけなんだけど。
・・・・・
遠回りはしたけども、1日1箱生活からは脱却できているので禁煙にはだいぶ成功しているんじゃないかと。
喫煙者はタバコがうまかったことを忘れるわけないので、”うまく”つき合っていくだけでいいんだと思う。
私の場合は、ある程度甘やかした部分もあるので無理せずここまでこれたんだと思う。
〇〇すれば禁煙できる!というのは絶対にないけど、自分にあった方法を模索する必要があるということは言い切れる。
『自分にとって喫煙が必要なのか考え直すこと』、『禁煙は面倒くさいこと』を理解することからです。
おわり。