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他人の妊娠にショックを受ける現象

ありますか?私はあります。友達の報告はもちろん、芸能人でもウッとなる現象。何なんでしょうか。私には関係ないことだし、だれが悪いわけでもないむしろ喜ばしいことなのに、素直に喜べない自分は何?繕う必要もないので無理して気分を上げたりしないけど、心から喜べない自分にうんざりするまでが一通り。

 

同じような人いますか・・って検索しても、「欲しいのに授からなくて」って人とか、「欲しくないから気にならない」人とかしか出てこなくて、同じ気持ちの人がいない!!

私はというと、既婚でぼんやりした妊活を始めて稽留流産し何となく気が乗らず6ヵ月経っているところ。子供が欲しいわけでもないが、できたらできたで・・のスタンス。焦っている自覚はない。今年35歳、夫は10個以上↑。実家とは疎遠、義実家とは良好ただし遠方。共働き。出産したことはない。

妊娠報告を見かけるたびに、なんか「先を越された」感覚があって、自分だけ浪人し続けているような気持ちになる。だからといって「じゃあ私も頑張らなきゃ!」にはならず、ウダウダモダモダ頭の中で感情が回るだけ。

 

つい先日、お友達から妊娠報告があって、すごくウワーーーーーーッ!!!!ってなってしまったんだけど(自分の中だけ)いよいよこれに向き合わないといけないな、と至りました。

 

考えられる原因

・社会的な圧を感じて苦しくなっている(社会性)

・友人とステージが変わってしまうのが嫌(友人関係)

・今の生活に子育ての余地が考えられない未熟さを感じる(自覚)

 

・社会的な圧を感じて苦しくなっている(社会性)

女性は子供を産んで一人前、なんてことはないが、周りが子育てに奮闘している中、自分のことだけを考えていればいい自分はこのままでいいのかな?とは思う。それに、地方の長男と結婚しているため、義実家の方達は心配しているだろうな~とも。

幸い、直接言ってくるデリカシーのない人がいないため穏やかに暮らしてはいるけど、

周囲の優しさに甘えているような居心地悪さがちょっとある。

 

・友人とステージが変わってしまうのが嫌(友人関係)

「置いてかれた」感があるのはここが大きいかもしれない。子供を持てば生活が変わる。見ているものも考え方も好きなものも変わる。変わって当然。

違う立場にいることで共感ポイントが減る。共感してほしいし、してあげたいのにできない。お金の使い方も変わる。色んな感覚が変わってしまう中で以前通りの付き合いはできない。のがさみしい。私は近い立場の友人を新しく作るべきなのだ。

 

・今の生活に子育てが考えられないことに未熟さを感じる(自覚)

私はフルタイムの正社員で細々と生活している。残業なし、休日出勤なし、有休取りやすい、恵まれていると思う。なお給料は低い。相変わらず朝は眠いし、飯の用意は面倒だし風呂にも入りたがらない。自分だけで精一杯てほどではないけど、この生活のコンパクトさが過ごしやすい。

夫はよく残業しているし帰りも遅め。家事は折半てほどでもないけど、お互い気が向いたらやるって感じでそんなにストレスはない。

この生活で、プラス子供と言われても全く想像できない。なんかすごく大変そう。大手の会社や公務員は育休制度が整ってるから取りやすいらしい、親の援助があればとても助かるらしい、うちはリモートワークができない仕事だから復帰=出社しないといけないな、とか。上を見ればキリがないけど、子供を育てるような環境じゃないんじゃないか?と思うし、そういう環境にしかできなかった自分も情けない。

大人として未熟な気がして、そういう自分と強制的に向き合わされるのような感覚になってちょっとしんどい。

 

 

ChatGPTに聞いてみた

Q.妊活してない既婚者が他人の妊娠報告にショックを受ける理由はなんですか

妊活していない既婚者が他人の妊娠報告にショックを受ける理由は、いくつかの要素が考えられます。

1.子供を望んでいる:妊活をしていない既婚者が他人の妊娠報告を聞くと、自分たち夫婦も子供を望んでいることを再確認させられ、その現実を受け入れることが難しくなる場合があります。この報告は、自分たちがまだ子供を授かることができていないことを痛感させる要素となります。

  1. 2.妊活の困難さへの焦り:妊活をしている期間が長くなると、自然に焦りや不安が生じることがあります。他人の妊娠報告を聞くと、自分たちにとっての妊活の困難さや遅れについての不安がより強調され、ショックを受ける可能性があります。

  2.  
  3. 3.社会的なプレッシャー:結婚後、一般的な社会的な期待として、夫婦は早い段階で子供を持つことが期待されることがあります。そのため、他人の妊娠報告を聞くと、周囲の期待に応えられない自己否定感や、他人と比較されることによるプレッシャーを感じる場合があります。

  4.  
  5. 4.不妊の可能性や健康問題の懸念:妊活をしていない既婚者が他人の妊娠報告を聞くと、自分たちに不妊の可能性や健康問題があるのではないかという心配が頭をよぎることがあります。これにより、ショックや心の負担を感じることがあります。

  6.  
  7. 5.妊娠や出産への不安:妊娠や出産は身体的、精神的にも大きな変化や負担が伴うものです。妊活をしていない既婚者が他人の妊娠報告を聞くと、将来の自分たちの可能性や負担に対する不安が増大し、ショックを受けることがあります。

これらの要素は、妊活していない既婚者が他人の妊娠報告にショックを受ける理由として挙げられますが、個人の状況や感情によって異なる場合もあります。

 

考えてることと結構近くてびっくりした。私の気持ちは普通のものなんだと思えると、楽になる。あまり、友達には言えないことなので。

 

 

Q.他人の妊娠報告にショックを受けなくなる方法は何ですか

  1. 他人の妊娠報告に対して感情的なショックを受けなくなる方法は、以下のようなアプローチを試してみることができます。
  2. 1.自分の感情を受け入れる: 妊娠報告に対して感じるショックや嫉妬といった感情は自然なものです。自分の感情を否定せずに受け入れることが重要です。その上で、感情を客観的に観察し、自分の心の中で処理する時間を作りましょう。

  3.  
  4. 2.コミュニケーションを大切にする: 自分の感情や妊活の状況を理解してくれる人々とのコミュニケーションを大切にしましょう。パートナーや信頼できる友人、専門家などに相談したり、感情を吐き出す場を持つことで、心の負担を軽減できます。

  5.  
  6. 3.自分の幸福を重視する: 妊娠報告にショックを受けるのは、自分たちが望む子供を授かることができていない現実とのギャップから生じることがあります。しかし、幸福は子供に限らず、さまざまな形でやって来るものです。自分たちの幸福や充実感に焦点を当て、他人との比較ではなく、自身の道を進むことを意識しましょう。

  7.  
  8. 4.自己ケアを行う: 自己ケアは心のバランスを保つために重要です。妊活に関連するストレスを軽減するために、リラックスやストレッチング、ヨガ、マインドフルネス、趣味や好きな活動に時間を割くなど、自分自身を労ってリフレッシュすることが大切です。

  9.  
  10. 5.妊娠報告から距離を置く: 妊娠報告が自分にとって感情的な負担となっている場合、一時的に妊娠や出産に関連する情報やソーシャルメディアの投稿から距離を置くことも有効です。自分自身のペースで妊活に取り組むことを優先し、適度な距離を保つことで心の安定を図ることができます。

これらの方法は、個人の状況や感情によって異なる効果をもたらすかもしれません。自分に合ったアプローチを見つけるために、自己探求や専門家のサポートも利用することがおすすめです。

 

”妊娠報告に対して感じるショックや嫉妬といった感情は自然なものです。”で割と救われた感がある。この記事は何日もかけて書いているので、時間が経つとともに自分も段々落ち着いてきた。長文を打ち込んでいるのもケアになっているのかもしれない。

めでたい報告に対して喜びたいのに自分の気持ちでいっぱいになってしまうのが結構辛いのだけど、辛くてもいいし、それが自分なんだからしょーがないじゃん、という感じ。

 

 

子どもを持たない人の考えを読みたい

2017年の本。著者の方は自分で望まないと決めた人生を送っているそう。ここまで割り切れればいいんだけど、私には無理そうだ。本の終わりには子なしの女性の声が載っていて、こういう人もいるんだな、と思える。普通にしてたら出会えない意見が読める本はありがたい・・。

 

 

子どもを持たないと決めた人もいるし、持つと決めた人もいる。善悪も上下もないことなのに、答えのない問いに晒され続けてる感覚はしっかりある。それが当たり前で普通なんだとわかるだけで、悩みが軽くなった気がする。こうして文章にすると、私は私の中でありたい私があるのになれないのがとても嫌みたいだ。見栄なのか?周りは私のことをどうも思っていないのに。ウワーッて感覚は段々薄れてきているけど、渦中はすごく苦しかったので記録しておこう。

 

 

『アンチマン』と『タクシードライバー』

『アンチマン』という漫画。

comic-action.com

 

父親の介護をしながら正社員として働く中年喪男の話。ヒーローに憧れながら、鬱屈した毎日を過ごし、解消されない性欲を余している。現実と妄想が入り混じった果てに・・という話。

この漫画はかなりわかりやすくて、ネットでは見るミソオジさんの生活を描いているから、本当に日本のどこかに存在しているようなリアリティがある。ベタっちゃベタだけどベタであればなおさら同じような人もいるだろう。

私的には、やたら女性につっかかったり、関係ないのに悪態をついたり、いわゆる女体好きの女嫌いとする人間が主役なことに、「ここまで来たか」という気持ちになった。(昔から文学や映画なりであったんだろうけど、自分が触れることがなかった)

読み進めるごとに気が重くなって、不穏が重なって、爆発して、理不尽だとは思う。共感はしないけど、産まれた性別や生きてる環境や運やら何やらで自分もこうなってたのかもしれないし、主人公一人が悪いとも思わない。(ぶつかりは絶対だめ)

 

私は女性なので、意図しない部分で勝手に盛り上がってることがあるなんてすごく不安だし怖い。自分自身だけじゃなく、友達や知らない若い子に対しても危険を覚える。だけどこれはフィクションとして線を引かないといけない。

実際に電車内で「幸せそうな女性だから」刺された事件もあったし、介護福祉士へのセクハラもあるし、駅を歩いているだけで背後から激しくぶつかられることも起こっている。フィクションとは・・。

 

タクシードライバーを観てから読むと、確かに現実と空想が混じった日常と、最後のヒーロー部分は同じだった。大きく違うところとしては、アンチマンは日本の現代人を描写しているのでネトッとしたカビくささと生活上の紙一重感があるように思う。

 

 

アンチマンが話題になっていた時、タクシードライバーだ、と言う人がいたので初めて観た。

70年代の映画で、ベトナム戦争帰りの男性が主役。不眠症を患っていてタクシードライバーになる。汚い街に天使のように美しい女性が現れ惹かれる。アタックの甲斐あってデートに連れ出すけど行先はポルノ映画。愛想を尽かされ嫌われた挙句、彼女に「殺してやる」と叫んでしまう。一人荒んでいくトラヴィスは売春している少女と出会い、また狂気は加速して・・という内容。一言で表せない・・。

 

生きづらさ、と言っても戦争帰りで病んだ人と、アンチマンのような腐り人生は並列にできないしでなんとも比較が難しい。しかもタクシードライバーはどういう思考回路で感情も不明で、人となりを私の中で定めることができなかった。この映画は顛末を見届けることしかできなかった。

 

私は共感が好きだけど、タクシードライバーには共感できるところが何一つなく、面白くなかった。だけど、作中にずっと流れる「何か起きる」緊張が張っていて続きが気になる不思議な作品だった。ロバートデニーロのぬぼっとした雰囲気がハマっていた。

 

落ち込んだり、むかついたり、悪いことが起こった時の発散方法として私の中に暴力は存在していない。心が爆発した先に「殺してやろう」だとか、一矢報いたいと思わない。だから、トラヴィスが病んだ結果暴力にたどり着いたのか、素質があったのか、両方なのかはわからないけど、「そういうものなのか?」という気持ちで観ていた。『ファイトクラブ』のように、抑圧された男性たちが、大っぴらに暴力を振るえる解放感は「そうだろうな~!」となったけど。

アンチマンで描かれた主人公の何もしなさの方がよくわかる。でも外野(視聴者)は見えてるものからしか判断できないから、田山も、トラヴィスも、視聴者の中にも共通する感情があったのかもしれない。私にはなかったけれども。

 

男の人は共感することが少ない。する必要がないか、できないのか、だからタクシードライバーは「感じる人は勝手に感じる」作りなように思った。背中を見せるというか、言語を用いない表現をしているような。だから素質のない私にはわからなかったのかな?と。。他の人のレビューでは賛の声が多いように見えたので、わかる人にはわかるんだろう。

 

 

『Splatoon3』と書いて『サーモンランNEXTWAVE』と読む

ビッグラン

めちゃくちゃにハマっています。サーモンラン。

スプラのメインである対人は負けっぱなしだし立ち回りも武器の知識もないくせに悔しさだけはいっちょまえでとにかく辛くて。あたまん中瞬間湯沸かし器になってしまいもう健康に悪いぞ!でやっていません。続けてたら血管切れてた。

それだったら予習量も少なく済みそうなサーモンランの方がとっつきやすかった。

 

・オオモノが、簡単に対処できるもの、害悪と呼ばれるほど厄介なもの、簡単ぽいんだけど実は面倒なものに分かれていて奥が深いこと。

・ステージ数が少なくて抑えるポイントが少ない(けどめちゃ大事)なこと。

・ブキによって得手不得手があるから役割分担がわかりやすいこと。

↑これらをしっかり予習して臨んでも、味方とステージ次第でクリアできないのが悔しいし面白い。

サーモンランってランダム性が強いx失敗が多い=成功した時の幸福感が倍増する、脳内麻薬の公式が当てはまると思っていて。。依存性も強くて、寝る前なのに「あと1回」を何度繰り返したことか・・・。

 

 

初でんせつ

サーモンラン専用イベントも発生したりしてね、ありがたい。対人のフェスにあたるビッグランやバイトチームコンテスト、不定期開催のクマフェス、ランダム武器回など・・・ちょうど飽きて疲れてきたころに始まるのずるい。やってしまう。しかもこの間アプデでブキが全体的に上方調整されてしまってウオーーー楽しいーーーがすぎる。ワイドローラーが中シャケ轢けるようになって最高。

ビッグランといえば、初回は上位50%バッジだったけど、2回目は上位20%になれた!上達している・・毎晩狂ったようにやってるから当然か・・成長している。でも金(上位5%)は絶対無理!

 

こんなに楽しんでるサーモンランだけど、せっかくのイベントでプレイヤー同士競わせてギスっちゃうのが悲しい。一応同じ目的でイクラ集めてるわけだから結束力というか、何か一体感を感じたいよね。バンカラ街が沈んだら奮起するかしら。

野良でもプレイに対してイイネを送りあったりしてさ・・FF14にもMIP推薦あったな、なんて。

 

 

ティアキンもやるやる!やるってば!



 

『CODA あいのうた』

2022年アカデミー作品賞の『CODA あいのうた』観た。良かった。

 

序盤からヤングケアラー描写がいたたまれなく、家族もありえんくらいデリカシーなくてキツすぎるが、男の子が気になったり合唱部で頑張ってるシーンなどで青春を感じ、でもやっぱり平穏には過ごせないよね・・・感が常にあって。

最初は、家族大変だけど頑張ってる私物語か?と思ったけど、ろうあの労働者が船一つで生活してるところや、人間らしく生々しい家族、育ちのため発音に不安があってみんなの前で歌えないとこなど・・いちいち重たい割にリアルさ・・・説得力があって良い。

 

頑張って歌を練習してたルビーが先生に見初められて大学を目指す頃、事業停止になって・・・の辺りからもうずっと泣いてたが。不器用な父親、娘依存の母親、理解はあるがどうにもできない兄、進学を家族のために諦めようとする娘。全員助かりたいのに報われなくて、現実の強さに負けそうになる、というか一回負ける。でもそこから発表会をきっかけに、ルビーの歌を感じるシーンに繋がって受験会場に・・の流れが美しすぎる!ずっと泣いてたが!!

 

発表会なんかはろうあ者の疎外感を特に感じる作りになっていて、わかりたいのに辛いなって気持ちにさせられた。わからないんだから音楽に乗れないのは当然だよね。。人を泣かせるくらい心を動かす歌ってめっちゃすごいことだよね。娘を絶対に誇っていい場面なのに、自分が実感できないの、かなり・・・。

でもそこから、帰ってきてルビーの喉から歌を聴くシーン、私にも伝わった!!ルビーの歌を聴きながら、大きく歌ってるから震えが大きいだろうな、とか丁寧に歌ってるところは繊細な動きをしているんだろうな、とか!4DXでもないのに、感触が伝わってきた!このシーン、映画と観客という枠を超えた体験ができるのめちゃくちゃすごい。

 

この映画は自立のストーリーだけど、親離れだけでなく子離れも含んでいて、実際親の方が子に依存していたと思う。兄が女子とチャットで話していたシーンがあっただけに、親側ももっとコミュニケーション取っていけ!!と腹立たしくなったものの、最後はなんだかんだうまくいって良かった。でもそれはろうあ者の努力不足じゃなくて、環境や社会の方が悪いんだろうな。考えたことなかったけど、なんかもっと人が生きやすくなってほしいよ、と思う映画だった。最後の手話はわからず撃沈した。

 

 

 

 

『ブラッシュアップライフ』面白かったな

『架空OL日記』がすきで、バカリズム脚本で新しいドラマをやるというので。

いやー面白い。私は1988年生まれで、作中のあーちん達は1989年生まれ。

人生をやり直すストーリーを当時の曲や小物で表しているので、あったあった~の連続。

特に成人式後のカラオケでのイケナイ太陽や粉雪、車中で歌い上げるWHITE LOVEはどんぴしゃ。ストーリーが普通に気になるのに加えて、遊び心部分が観ていてかなり楽しい。なっちとみーぽんがあーちん家に来た時に広げたお菓子のラインナップはまじでわかってる。

 

最初におっと思ったのが幼児期。ちび麻美が不倫阻止に奮闘する場面はひやひやするし、何より演技が良い。30代女性のリアルな台詞をちびっこが話すのがこんなに面白いなんて。あの子の顔つきがすでに仕上がりまくっていたのもかなり好き。見たことない人、2話まで見てほしい。

 

途中までは成人女性のお仕事物語って感じで、プロデューサーや薬剤師になって「なるほどそういう世界もあるのかテレビ局編は長いな」なんて日曜夜にちょうどいいゆるさを発揮していた。のに、まりりんが同じく周回者とわかってからの加速。今までの数話が全部振りになっていたという衝撃。っかー!目を離せない。

まりりんと合流してからはゆるドラマとうって変わって英雄物語になった。自分の来世なんか置いといて友達を助けたい話になるなんて、壮大な話になる入り方が自然ですごい・・・。一般女性が人生やり直してもヒーローにならんてwを挟んでいたので余計感慨深い。

 

ミッションを完遂して、また友達みんなでしょーもない話して・・・のとこ、最高すぎたよね。曲もマイラバで、正直世代ではないけど後から好きになって歌えるようにもなってる曲だったから、あーー選曲ーーーーー最高ーーーーーじわああなった。しかも曲名『Hello, Again 〜昔からある場所〜』おおおおおおおあああああ

(「油断したら死ぬ」が強烈だったので、ちょっと最後まで気が抜けなかったところはあったけども・・・)

 

なんというか、最初から最後まで抜け目がないというか、イヤな部分のない最高ドラマだった。キャストもみんなね、良かった。元カレ松坂桃李インパクトたるや!!周回したからどうこうもなく、距離感も抜群に良い。ラストも、前にしょーもな話で語ってた『フリーザで施設』がギャグみたいなオチだけど幸せで、私も友達とあ~なりてえな~って思う憧れエンドだった。

 

友情押しのドラマ、今でこそって感じですごく響いた。恋愛や結婚を切望しない現代だから、友達の為に頑張って友達と幸せに暮らす、ってすごくドラマチックで良いな~と同世代の私は思いました。

 

 

映画『来る』感想 ネタバレ有り

ネットで話題になってたやつ。幽霊大戦争で超カタルシスというようなことをみたことがある。

前評判通り妻夫木はイヤ~な夫。対し妻も健気ながら段々反骨みを帯びてきたのが良かった。子供はとにかくかわいそう。

にしても妻夫木編が長くてとにかくストレスがすごい。自然に女性の立場に立ってしまうので、法事で居場所ないのにほったらかす夫とか妊娠中なのに自宅でパーティー開く夫とかイクメン気取り夫とかなんなら暴言かましてくる夫とか、もう~~この後無残に死ぬのよね!?と思わないと見てられないくらいギッチギチにストレスを感じまくりました。

メインストーリーは他にも細かいところが気になってなかなか入り込めないんだけど、柴田理恵の登場や霊媒師総出のあたりなんかはすごくわくわくする。ぼぎわんの姿が出てこないからこそ、勝てるかどうか・・・勝負になるかもわからないけど!総力を挙げる戦いが始まる!っていう期待感が爆上がってすごく高まった。舞台設営シーンも、日本の総力はどんなもんなんだとうかがい知れる感じが良い。なんか色々流派とかあるんだろうけどみんな頑張れ!と思わせる力がある。

 

最高潮に期待させておいて、そこまででもないのが『来る』でした。お松の姉ちゃんもめちゃ強そうだったけど・・・なのに・・・どうして・・・!岡田と小松が邪魔してパーでした。見てるこっちは全く理解できないのでハテナハテナ。過去の堕胎が~とか、産めない体で~というのも散々やってたけど、正直・・・で、何。とこっちはヒエヒエだったのでやたら白けました。

 

最後は家族っぽい3人でにっこり。オムライスわっはっは。え!?う、噓でしょ・・・って感じでした。あの高まりを返してよ!と言いたいくらいで、ちょこちょこ良いところあるのにすごい惜しいというか何とかならなかったのか・・・という気持ち。

あの高まるシーンをグーン!と伸ばしてグッ!グッ!と固めてパッと仕立てた作品が見たかったなあ。。

クソ映画!とは思わないけど、ただただ残念になる映画でした。

 

 

 

映画『コンジアム』『へレディタリー/継承』『残穢』感想ネタバレ有

呪詛関連の感想を読んでいて目に入った作品を観ました。

 

コンジアム

韓国の調子乗り若者が心霊スポット配信で一山当てたい話。

POV好きPOV好き〜!心霊youtuberが噂の精神病院に凸というのも話が自然で良い。韓国は仕事が少ないと聞いたことがあるのでyoutubeで当てたいというのも切実なやつなのかもしれない。

前半は若者たちがはしゃぎ遊ぶ。長いと感じるけど、恐らくこれからとんでもない目に遭うのであろう最期の姿なのでしょうがなく観てやる。不法侵入はあれだけど、面白がってたら命取られちゃうの理不尽すぎる。

やらせ配信だったのに本当に何か出てやばい!!!という展開で、違和感がどんどん大きくなって迫ってくる感が観ているこっちもドキドキする。違和感が現実になって「あーもう終わりだー!」って頃にはメチャクチャになってジェットコースタームービーっぷりがもはや楽しい。

特に、特に怖かったのが、脱出した女子が再び戻ってきてしまい、真っ暗の屋内で出会った”アレ”。あのシーンやばすぎる。絶対にこっちに来るし殺しに来るのはわかってるのに、来ない!ずっと来ない!あの子もあんな顔なるてほんと。いっそ殺してくれーっ!!と願ってるのに終わらない恐怖。急にガバッて来るよりそこにいたほうが恐ろしいなんて、初めて知ったよ。。

他には、脱出した女子同士で取り憑かれ(?)たシーン。あれ、ブラクラやないかーい!てなってしまった。でも怖いっ 怖いもんは怖い!あと変な音ほんと何だった。ヘッドフォンで観てたので「はひ・・・!」ってなりました。映画館絶対無理だあ。

 

友達とかと鑑賞会でキャイキャイしながら観るにはちょうどいい映画でおすすめ!謎がありそうでもはやどうでも良くなるというのもさっぱり見終われてナイス。

コンジアム(字幕版)

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  • ウィ・ハジュン
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へレディタリー/継承

『ミッドサマー』を作ったアリアスター監督の長編映画監督デビュー作らしい。ま?

まず・・・映像が綺麗!!山奥のロッジハウスで、ミニチュア製作の仕事をしている・・・ってこんな生活いいなあ、納期大変そうだけど憧れちゃうって最初に思いました。ミーハーか。優しい夫と一男一女の子供と暮らして、いいっすねえ・・・。

この作品も何か起こるまで長いかな?と感じました。不仲でよくわからんお母さんが死んで、悲しいけどやっていこうよって時にチャーリーが死んでしまう。悲劇重なるうえにアニーは精神病んでて危なっかしい。。最後まで派手なお化けが出てこないというのもあるけど、とにかくアニーの危なっかしさが怖い。あの儀式を家族に強要するときのいっちゃってる感じ。観ているこっちがすごく居心地悪くなってしんどい。ピーターが可哀想すぎる・・・。

 

ラストに向かって怪異が暴走するの、理屈が通らなくてわけわからん感じ、悪魔的で妙に納得感がある。でもやっぱり悪魔はちょっと私の文化にないからフィクション的に思えてしまった。いや面白いし、どうなっちゃうの!?て先が気になる展開ではあったけど、これ絶対2週目の方が楽しい映画だなと確信している。悪魔のマークが電柱に書いてあった通り、全ては仕掛けられていて悪魔の器化を知らずのうちに継承していた・・・ということだろうから、最初の葬式シーンは信者の集会だしナッツのケーキも怪しい。すぐに見直す気にはならないのでいずれもう一回観たい。

 

理解のある夫君が燃えたときの絶望感やばかった。

 

 

残穢 -住んではいけない部屋-

うっっすら「視聴者参加型らしい」と見かけたので期待して視聴。

ホラーってより、ミステリーっぽい?怪談話が続くので、ここの先代の奥さんの実家の・・・と途中こんがらがったうえに結構眠くなり申し訳ない。

竹内結子の佇まいが素晴らしく。ボサっとしたライターだけど、たまにキリッとして締めてくれる。橋本愛のぽんやりしたお嬢さんに付き添う頼もしい大人でいて、観てて安心した。

この映画、いやなんか私あんまり怖くなくて。その土地のいわくや人について明かされていくのが、ゾゾ〜っというか、なるほど〜って風に受け取ってしまったので、奥山怪談を話しても聞いても呪われると言われても「・・・なるほど・・・」としか思えなかった!参加させ度合いが上品すぎてこっちが鈍感になってしまったのかもしれない。

直接な怖いシーンが少ないうえに、かろうじて出てくるCGお化けが微妙な出来なのでストーリーで肝が冷えなければ無風の映画・・・かなあ。

呪詛みたいに引き摺り込んでお前も殺してやる!!!くらいの熱量でやっと自分が恐怖を感じる体だったかも。

 

 

 

まだまだ観たい映画がたくさんあって困ります。